ようこそ実力至上主義の教室へ 7巻 感想(ネタバレあり)

こんにちは!
先週10/25に、「ようこそ実力至上主義の教室へ7」が発売されました。
待ちに待った第7巻で、綾小路とCクラスのトップ龍園翔との戦いに決着が着きます!
今回はその感想を章ごとにお伝えしたいと思います。

 衣笠彰梧・トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ/MF文庫J/http://youkosozitsuryoku.com/graphic/

1.龍園翔の独白

~の独白」好きですね~。
2巻の「佐倉愛里の独白」から始まって、今回で6回目です。
そのうち「綾小路清隆の独白」も書いてほしいです!

さて、この章を含め「独白」では、そのキャラクターが自分の本心を語ります。

龍園は小学生のころの遠足で出現した大きな蛇を殺し、力尽き、ぐちゃぐちゃに肉片を撒き散らした死骸を見て、愉悦を感じたそうです。
とんだサイコ野郎ですね。

彼曰く、「「恐怖」と「愉悦」は表裏一体」なんだそうです。
そこで「恐怖」と「愉悦」の意味を調べてみました。
恐怖:恐れること。怖いと思うこと。
愉悦:心から喜び楽しむこと。      (出典:goo国語辞書)

恐れるからこそ、そこに喜びが生まれるのでしょうか?

しかし、その後ろの文で「オレは恐怖しなかった」とあります。

ということは、恐怖を克服した人間にこそ愉悦が得られるということなのでしょうか。

うーん、難しい。

 

2.真冬の足音

綾小路を主軸とし佐藤愛里、幸村啓誠、長谷部波瑠加、三宅明人のメンバーで構成される「綾小路グループ」での会話が描かれています。

今までの試験を振り返ったり、日常のたわいない話をしていますが、佐倉が綾小路に対して、大胆にクリスマスの予定を聞いたところは成長を感じましたね(ジーン)
TVアニメが放送され、佐倉支持者が増えたことかと思いますが、その方々にとっては感動だったのではないでしょうか。

そしてそれを波瑠加から綾小路を誘っていると思われ、必死に否定しようとする姿は。
フフ、たまりませんな~!!

その後綾小路は、グループを離れ、最近尾行していたAクラスの神室真澄に接触します。

神室のイラストは白黒だけですが、私的には好みです。

 

3.再会と別れの知らせ

この章では、遂に、あの男が登場します!

と、その前に。

椎名ひよりと綾小路の絡みがあるので、そこをお伝えします。

堀北に貸してもらった本を図書館で手続きするため図書館に赴いた綾小路は、他の本も一緒に借りようと考えミステリーコーナーを巡ります。
そこには、棚の高い所にある本を取ろうと奮闘している少女、椎名ひよりがいました。

それを「余計なことかもしれないけど」と思いながら、本を取ってあげる清隆君。さすがです。
無意識じゃないところが他のハーレム系主人公と違い、高評価です。

その後、綾小路がミステリー好きだと知ったひよりが「そうなんですかっ」と、嬉しそうに手のひらを合わせ笑う姿を想像すると、ついついニヤついてしまいます(m)

 

 

さて。いよいよ本命の男ですが、単刀直入に言って、清隆の父です。

清隆を連れ戻しに学校に乗り込んできた父親は、清隆と直接会って、戻ってくるよう説得します。
しかし、清隆本人は学校に残ること一択。そんなことは百も承知の父。

そんな決して交わることのない親子の中に入ってきたのは、東京都高度育成高等学校現理事長の坂柳でした。

坂柳有栖の父親です。

どうやら清隆がこの学校に入れるように取り計らったのが彼のようで、今回も清隆を父親の魔の手から救ってくれます。(清隆は魔の手とは思っていないでしょうけど、、)

読んでいただければわかると思いますが、父親の権力どんだけだよ!
国主導の学校に私情で命令してくるとか、安倍さんでも無理だぞ!

とまあ、理事長のおかげもあって、清隆の父親を追い返すことになった綾小路ですが、同時に茶柱先生が嘘をついていたこともわかり、これからは試験に積極的に参加することをやめると言い出します。

 

その帰り道、軽井沢に電話で、今後連絡することはない、と宣言します。

それを聞いて一瞬意味が分からず焦り出す軽井沢。

そんなことはお構いなしに話を進める綾小路。

軽井沢がかわいそすぎる!女心分かってあげて!

 

結局強引に話を進めて会話を終わらせた綾小路ですが、これがこの後の布石だったのです。

 

4.非常識

この章は、よう実始まって以来初めての高円寺回です。

まあ、高円寺にはあまり興味はないので省きますね?(m)

でも、ちゃんとかけや!と言ってくる人がいるかもしれないので一応書いておきましょう。

高円寺が龍園に絡まれて○○△□□です。

終了!

 

5.決着の刻

第7巻のメインの話がようやく始まります。

そして、この章では龍園と軽井沢の目線から描かれております。

まずはじめに龍園からですが、Dクラスを陰で支えている「X」の正体を突き止めようと、ある作戦に出ます。

その作戦というのが、軽井沢が昔いじめられていたのを学校中に暴露することを武器に、「X」の正体を聞き出すというものでした。

しかし、芯の強い軽井沢は「X」の正体が清隆であることは何がなんでも黙っていようとします。

仕方がないと思った龍園は、いじめられていた状況を再現し軽井沢に再び絶望を味わせる手段にとります。

 

そしてここからは、軽井沢の目線に変わります。

昔の記憶をフィードバックさせられた軽井沢は、魂の抜けたような顔でただしゃがみ込むことしかできなくなります。

そこに追い打ちをおけるように、じわりじわりと軽井沢の心を蝕んでいく龍園。

追い詰められた軽井沢は、この状況になっても助けに来ない綾小路を一度は捨てて楽になろうと考えますが、自分自身の信じ抜かなければならないものに辿り着き、最終的に昔の無機質な自分に戻ることを決意します。

 

いやー、正直読んでいて心が痛みましたよ。
軽井沢が哀れすぎて、綾小路がちょっと憎いです。

戦略なのはわかりますよ?分かりますけどねー。
早く助けに行ってほしい

 

6.交錯する思い

いよいよクライマックスです!!

 

いつも通り綾小路目線に変わります。

仕上げとして前生徒会長の堀北学を証人にし、やったやられたの押し問答にならないようにします。

そしてすべての段取りを終わらせた綾小路は決着の舞台に向かいます。

 

屋上に現れた綾小路に驚きを隠せない龍園以外のCクラスメンバー3人と軽井沢。

さらに、綾小路の口から「オレがおまえたちの探し求めていた人間だ」と告げられ、さらに信じられなくなる伊吹たち。

しかし、無人島の試験での出来事について知らされ、認めざるを得なくなる。

そして、伊吹らCクラスメンバーは「X」の正体が分かり撤退を考えだす。

一方龍園は、拍子抜けするような綾小路の態度に憤りを感じ、「暴力」で決着を着けようとする。

最初抵抗していた伊吹たちだが、龍園には逆らえず「暴力」に出ることを決意する。

そんなことになってしまったにも関わらず、綾小路は常時冷静でいる。

そう、ここまですべて織り込み済みの展開だったからだ。

Cクラスの石崎、山田アルベルトが綾小路に迫るが、それを圧倒的力でねじ伏せる綾小路。

立て続けに伊吹も攻撃してくるが、難なく鎮圧。

1人残った龍園は綾小路と笑いながら戦うが、力の差は歴然。

ついに追い詰められた龍園だが、それでも恐怖することはなく、勝利を確信して止まない。

そこに延々と無機質に殴り続ける綾小路。

その姿によって、恐怖という感情が己の中に確かに存在することを自覚し、それと同時に意識を刈り取る強烈な一撃を食らい、綾小路と龍園の戦いに決着が着いた。

 

7.龍園が得るもの、失うもの

  衣笠彰梧・トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ/MF文庫J/http://youkosozitsuryoku.com/graphic/

綾小路との戦いに敗れた龍園は学校を去ることを選びますが、石崎たちが必死に阻止してきます。
その原因が綾小路にあると分かった龍園は学校に残ることを選びます。

綾小路は当然と言えば当然ですが、龍園も相当のキレ者ですよね。
普通の高校生はこんな頭よくないですから!

 

最後に

途中から文体が変わってしまいましてすみません。

 

それにしても、相変わらず綾小路の実力の底は計り知れませんねー。
最後の龍園の含みのある言葉には引っ掛かりましたが、今後分かることでしょう。
6巻の最後で、「おまえの好きな土俵に合わせて遊んでやるよ」とは言っていましたが、まさかこう来るとは。
綾小路にもそうですが、衣笠先生にも感服です。

これからの展開がすごく気になる所ではありますが、この続きは8か月後ということで。(次巻は冬休み回なので)

 

ここまで読んで下さった皆様ありがとうございました。
これからも私たちでよう実を応援していきましょう!!

 

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