このページでは、TVアニメ『ありふれた職業で世界最強』の紹介をしています。
このアニメは、シリーズの累計発行部数が400万部を超える人気作品。
元々は「小説家になろう」で掲載されていたもので、PV数は4億を超えています。
そんな人気作の『ありふれた職業で世界最強』を紹介していきたいと思います。
本ページは、まだ『ああっ女神さまっ』を見たことがない!という人を対象にしていますが、もう見た!という人にもぜひ読んでもらいたいです。
1. あらすじ
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?
脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。
「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。
全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!
――そして、少年は“最強”を超える。 出典:『ありふれた職業で世界最強』公式サイト
簡単に説明すると、クラスメイトたちと異世界に召喚されて世界のために戦うことになるが、自分だけ戦闘に使えない能力になってしまう。しかし、奈落の底に突き落とされたことで全くの別人に変身し、外見も性格も戦闘能力も最強になってハーレム最高!の異世界ライフを送り出す。そういう作品。
2. 良かったポイント
1. CGの動きがいい
アニメ版『ありふれた職業で世界最強』の特徴は、戦闘シーンに必ずCGが入ることです。
CGを導入すると、よりリアルな動きが求められることになります。
中途半端な作りだと、「わざわざCGにする必要なかったんじゃね?」と思われるかもしれないですよね。
その点に関しては、このアニメのCGシーンは結構リアリティある作りでした。
ヒュドラやドラゴンと戦うシーンがありますが、結構いい動きをします。
CGアニメーターの腕の見せ所ですね。
2. コテコテのハーレム展開
こちらは個人によって分かれるところでしょう。
何の変哲もないハーレム展開が好きだったり、新しい展開を希望している人もいると思います。
私は基本的に前者です。
『ありふれた職業で世界最強』は、前者にあたります。
気にかけてくれる女の子はいたけど、自分の外見や力が変化しただけで急にモテ始めます。
はっきり分かるよね、陰キャ<<陽キャってことがw
3. 良くなかったポイント
原作未読者は置いて行かれる
正直に言って、原作を読んでいない人は冒頭から取り残されてしまいます。
かく言う私もその1人で、訳が分からない状況で1話、2話と進んでしまいました。
その原因は、異世界に召喚されてからのことを、中途半端な説明で終わらせてしまったこと。
漫画やアニメでは、物語の最初の部分をあえて後にもってくる技法が使われることがあります。
その技法自体はとてもいいと思っています。
「今描かれているキャラは、今までどんな物語を紡いできたんだろう!?」と、ワクワクしますからね。
しかし、『ありふれた職業で世界最強』のアニメでは、それが中途半端でした。
アニメが始まって「展開速いな~、でも後でフィードバックがあるだろ!」と構えていたんです。
そしてそれっぽいシーンが来たと思ったら、すぐ終了。
「いやいや、もうちょいなんかあるだろ!」
私は過去シーンについて1話丸々使ってもいい派なんで、ちょっと拍子抜けしましたね。
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