これは、1人の平凡学生が基本情報技術者試験(FE)合格を目指して一意奮闘するヒューマンドラマである。
事件は起こった。
2020年秋の基本情報技術者試験(FE)の開催が延期になったのだ。
延期が告知されたのは9月18日。
受験日までちょうど1カ月となった時だった。
あと1か月ということで、気持ちが引き締まってきた矢先にこれだ。
やはり、コロナの影響は計り知れない。
ただ、延期になったことで嬉しい面の方が大きい。
「受かる気がしなかったから、まだまだ勉強できる時間が取れる!」
そう、それまで私はFEの勉強をあまりしていなかったのだ。
参考書を1周だけして、「基本情報技術者試験ドットコム」の問題を10%解いただけ。
まったくの初心者が残り1カ月でこの程度しか勉強していないのだから、国家試験であるFEに合格できるわけもないだろう。
今回のFEの延期は、私にとって一筋の光になったのだ。
そして今、重い腰を上げ、再びFE合格を目指す。
・ 基本情報技術者試験ドットコム
1. 6日目の達成度



正答率: 60 %
今日は「システム構成要素」の問題を10問解きました。
午後は大学に行っていて帰るのがちょっと遅いので、たくさん解けないのがネック。
ただ、社会人でも時間を確保して勉強している方もいるんですよね~
見習っていかねば。
「システム構成要素」の問題を解くのは初めてで、内容もすっかり忘れていたので、大変よい勉強になりました。
何週間もやっていないと忘れてしまうので、同じように勉強している方には、定期的に解きなおすことをオススメします。
今回は、内容を完璧に忘れていたので、先に参考書に目を通してから問題を解きました。
おかげで正答率がギリギリ60%でした。
ふ~
2. 6日目のポイント(MTBF)
MTBF(Mean Time Between Failures)、日本語で言うと「平均故障間隔」。
つまりMTBFとは、システムが故障してから次に故障するまでの平均時間のこと。
なぜ平均かと言うと、そのシステムがどれくらい正常に稼働してくれるかを知りたいからです。
単体の故障時間だけだと、信頼性に欠けますよね?
例を挙げると、振り子が1往復する時間をストップウォッチで測定する場合。
たった1回の測定では、そのタイムが正確なものなのか、確信を持てません。
もしかしたら、ストップウォッチを押すタイミングにずれが生じていた可能性があります。
また、振り子が完全に静止するタイミングを、肉眼で正確に捉えることは困難です。
そのような理由から、振り子が1往復する時間を測定したいなら、何回も測定してその平均を取る必要があるのです。
MTBFも振り子の問題と同じで、扱うデータは多いに越したことはないのです。
2.1 MTBFに関する問題



この問題の意味するところは、
「21万時間に1回故障する磁気ディスクを100台使うシステムで、1週間に140時間運転する。平均何週間に1回の割合で故障するか。」
1つの磁気ディスクが21万時間に1回故障する。
21万時間に1回故障する磁気ディスクが100台あるのだから、磁気ディスクシステムでは21万時間に100回故障するわけだ。
システム全体のMTBFは、
210000 ÷ 100 = 2100 (時間)
1週間に140時間運転するので、
2100 ÷ 140 = 15 (週間)
となるわけですね。
3. 6日目の総括
実はこの問題正解していたのですが、良い問題だと思ったので紹介しておきました。
4. おまけ
「令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室」なら、今回ポイントだった「MTBF」についてのわかりやすい図解が掲載されています。
参考書選びに迷っているなら、オススメです。
![]() ![]() ![]() | 令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 新品価格 |



コメント